世の中の男性は、必ず一足は持っている(はず)「革靴」。
ビジネスではもちろん、冠婚葬祭では必ず「革靴」を履きますよね。
今回は革靴の普段の手入れと靴磨きの際に
必要な道具について、ご説明したいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 革靴の手入れについて知りたい人
- これから革靴を履く人
- 普段革靴の手入れをしていない人
- 営業職の人
- 会社の役職にある人
革靴の手入れ方法
革靴の手入れ方法は、大きく2つに分かれていると思います。
- 普段の手入れ
- 靴磨き
普段の手入れとは履いたあと、次に履くまでの期間に必要な「手入れ」ですね。
「靴磨き」は1〜2ヶ月に1回程度の感覚でOKだと思います。
普段の手入れ:ホコリ落とし→シューキーパーを入れて保管
普段の手入れは基本的にこれだけです。
履き終わったらブラシでホコリや汚れを落としてからシューキーパーを入れて保管する。
汚れが酷い時は、水で濡らしたタオルを固く絞ってふく。
以上です。簡単ですよね。
靴磨き:ホコリ落とし→汚れ落とし→靴クリーム→ブラッシング→乾拭き
靴磨きは、ホコリを落としたあとに汚れ落とし(リムーバー)を使用して汚れを落とす。
靴クリームを全体に薄く伸ばしたらブラッシングをして馴染ませる。
最後に乾拭きをして仕上げる。
30分程度で一足は終わると思います。
靴磨きの詳しい方法はこちら↓↓↓
必要物品
革靴の手入れに必要な物品はざっくりこんな感じです。
全部なくても問題ありません。
- 馬毛ブラシ:普段・時々:あれば◎
- シューキーパー(シューツリー):普段・時々
- 靴墨(靴クリーム、革靴クリーム):時々
- 豚毛ブラシ:時々
- 布
- 汚れ落とし(リムーバー):あれば◎
それぞれ説明していきますね。
馬毛ブラシ
文字の通り、馬の毛でできたブラシです。
履く前後やお手入れの前に馬毛ブラシでチリやホコリを落とすために使います。
私も革靴を履きはじめのころは持っていませんでした。
あると便利です。
私のような東北地方住みの田舎では、この馬毛ブラシがなかなか売っているお店が少なく、
入手するのに苦労しました。(今の時代ネットで買えば問題なし)
ちなみに、なくてもいけます。
私も当初は、馬毛ブラシが手に入らず、豚毛ブラシでホコリを落としていました。
靴量販店やチェーン店では豚毛ブラシは取り扱っていることがほとんどです。
シューキーパー
シューキーパーです。
革靴は脱いだあとに、この「シューキーパー」を入れて型崩れを防ぐ必要があります。
どんなに良い革靴を買っても、保存の時にこれを使用しないと台無しになります。
シューキーパーにはプラスチック製のものと、木製のもの(シューツリー)があります。
シューキーパーは大きく4種類に別れます。
私は、基本的に木製のシューツリーをおすすめしています。
プラスチック製シューキーパー
プラスチック製のシューキーパーは、軽量で安価というのが強みです。
私も一番最初はこの商品を大量に購入しました。
今でも一部使用しています。
シューツリー:バネ式
トゥ部分とかかと部分が木製、シワを伸ばす部分がバネになっているものです。
木製で他のタイプに比べ比較的安価に購入することができます。
シューツリー:スプレッド式(シングルチューブタイプ)
REGALなどが純正で販売しているのがこのタイプです。
私も多く所有しています。
靴の中に差し込むと先端が広がり、アッパーのシワを伸ばしてくれます。
シューツリー:ラスト(木型)型(ダブルチューブ)
多くの革靴に関するメーカーが出しています。
最もしっかりした作りで、安定性が高いです。
金額も高くなる傾向にあり、高いものだと1万円を超えます。
私も所有していますが、楽天でこちらの安価なものを購入して使用しています。
ちなみに、素材(木材)の種類も多々ありますが、
レッドシダーを使用しているものが多く流通しており、安価です。
防臭効果もあります。
靴墨(靴クリーム、革靴クリーム)
靴墨は、一般的にいう「靴磨き」の時に使用します。
革の栄養補給と小キズなどを目立たなくするや補色効果があります。
靴量販店でも取り扱いが多くあります。
基本的には好みになると思うので、何でも良いと思います。
私が一番最初に購入したのは、ブートブラックのシルバーラインです。
靴墨の中でも比較的安価な部類なので、こだわりのない方やとにかく安く上げたい方にはおすすめです。
デパートに入っている靴屋さんで購入しました。
今では地元にある靴屋さんでSAPHIRの靴墨を購入して使用しています。
結構甘めの匂いと粘り気があります。
豚毛ブラシ
豚毛ブラシは、靴クリームを塗ったあとに「革」にクリームを馴染ませる、伸ばす際に使用します。
靴量販店では必ずと言っていいほど取り扱っていると思います。
布
豚毛ブラシでクリームを馴染ませてしばらくした後、最後の仕上げで乾拭きをするのに使用します。
基本的に何でもよいです。
私は、古くなったTシャツやワイシャツを切って使用したりしています。
一応専用のものも販売しています。
汚れ落とし(リムーバー)
汚れ落としは非常に重要です。
「靴磨き」の時に前に塗った「靴クリーム」を落としてから新しい靴クリームを塗らないと、
汚れたクリームが革にどんどん蓄積され、革の状態が悪くなっていってしまいます。
「靴磨き」の前にはこの汚れ落としで靴クリームや汚れをよく落とすことが重要です。
私は靴磨きを勉強しなければ、知らない存在でした。
私は現在この汚れ落としを使用しています。
地元百貨店の紳士靴売り場で購入しました。
非常に有名な商品ですので、おすすめです。
その他
これらを道具を最初からすべて揃えるのは結構お金がかかりますので、
シューキーパー以外が揃う便利なセット商品も販売されています。
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