しばらくぶりの投稿となってしまいました。
なかなか革靴を買うこともなく、過ごしてきたこの1年。
たまたま行ったリサイクルショップに、記事にした革靴がありました。
サイズを確認し、フィッティングし、まさかのジャストフィット。
ということ、リサイクルショップで初めて中古の革靴を購入しました。
ということで今回は、
中古靴、履く前の必須メンテナンス。
について記事にしていきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 中古靴の購入を検討している人
- クレマンのパドレ(パドラー)の購入を検討している人
- 手軽に革靴を楽しみたい人
今回購入した革靴
今回購入した革靴をご紹介します。
クレマン:パドレ(パドラー)
はい。
今回購入した中古の革靴はフランスのブランド、クレマン(KLEMAN)。
クレマンのチロリアンシューズといえば「パドレ(パドラー)」ですよね。
パドレ/パドラーはチロリアンシューズでセメンテッド製法。
防水は十分で耐久力も高く、ガシガシ履けるのが特徴です。
パドレは旧モデル名、パドラーはパドレの新モデルを指します。
旧モデル新モデルの違いはライニングが豚革→牛革へ変更になった点が大きく、その他はあまり変更がないようです。牛革の方がやや通気性が良いようですね。
購入したパドレ(パドラー)
購入直後のパドレ(パドラー)の状態
購入直後の写真です。
状態がとても良かったと思います。
ソールのスレもほとんどなく、かかと部分のスレなどもほとんどありませんでした。
アッパー
甲部分に履き皺はありますが、許容範囲です。
若干乾燥している感じはあります。
サイド
特に気になる部分はありません。
リア
履き口に若干のシワがありますが、ヘタってはいません。
革靴を普段あまりはかない方が以前購入したのでしょうか。。。
革靴好きは必ず靴べらを使用するので、ここにシワが残らないと思います。
流行りで購入し、履いた感じが気に入らなくで売却してしまったのでしょうか。。。
ソール
ソールの減りもほとんど見られません。ラッキーですね。
傷、汚れ
若干ですが、白いインクのようなものがありました。
この程度であれば、靴磨きをした際に目立たなくできるので問題ありません。
インソールはホコリや細かいゴミが見られます。
インソールは自分の足にも直接触れる部分なので、きれいにして履きたいですよね。
メンテナス
それではメンテナスしていきます。
メンテナンスに必要なもの
- アルコール
- はぎれ
- 馬毛ブラシ
- 汚れ落とし(リムーバー)
- デリケートクリーム
- 豚毛ブラシ
- 靴クリーム
プレメンテに必要なもの+靴クリームとアルコールですね。
靴磨きセットもあります。
汚れ落とし
まずは靴紐を外して馬毛ブラシでブラッシング
靴紐を外して、靴全体のホコリを落とすために馬毛ブラシでブラッシングをします。
アルコール消毒
ブラッシング後は、インソールをアルコール消毒をします。
水虫菌(白癬菌)はアルコール消毒無効ですが、その他の雑菌には効果があると思います。
乾いた布にアルコールを含ませ、インソール全体を拭き上げます。
乾いた布に染み込ませます。
アルコールがついた布を靴の中にいれて拭き拭きします。
結構がっつり、しっかりとやりましょう。
こんな感じで汚れが取れました。
中古ですが、前オーナーはほとんど履かなかったのでしょう。
ホコリもほとんどありませんでした。
メンテナンス
ここからは通常のメンテナンスと同じ流れです。
全体の汚れ落としをしたあとにデリケートクリームで水分を入れ、クリームで栄養を入れてブラッシングの流れです。
本来であれば、シューツリーを入れて行うのですが、シューツリーの予備がなく、今回はそのままおこなっています。
汚れ落とし:リムーバー
リムーバーです。
リムーバーをハギレにつけ、革靴表面を丁寧になぞります。
結構表面は汚れていました。
水分補給:デリケートクリーム
続いてデリケートクリームで水分を補給します。
おすすめはやっぱりモウブレイのデリケートクリームですね。
少し指につけ、全体に塗り込んでいきます。
塗り終えたら豚毛ブラシで押し込むようにブラッシングします。
わりと強めにブラッシングします。
デリケートクリームを入れただけでも違いますね。
画像ではわかりにくいですが、ハリが出ています。
本来であれば、次に栄養補給のため靴クリームを塗るのですが、中古靴でどの程度の期間メンテナンスされていないか不明のため、追加でデリケートクリームを入れました。
効果があるのかは不明です。笑
2つ目のデリケートクリームはコロニルのシュプリームクリームです。
プルプルです。最近はこのデリケートクリームを使用することが多いです。
特に理由はありません。
このでデリケートクリームは白いんですよね。
塗りすぎ注意です。
よく伸ばしてよくブラッシングをしてください。
白く残りやすいので、しつこいですが注意です。
2つ目のデリケートクリームが塗り終わりました。
先ほどよりもっちりしている気がしますね。
栄養補給:靴クリーム
靴クリームも最近お気に入りのこちら。
クレム1925。
匂いが他のクリームを異なりなんとも言えない匂いがします。
有機溶剤の感じとも少し違います。
完成!!
いかがでしたでしょうか。
今回はかなり状態の良い個体に巡り会えたので購入しました。
メンテナンス後は2回ほど履いていますが、問題ありません。
今回は、中古靴を履く前の必須メンテナンスを実践しました。
是非やってみてくださいね。
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