皆さんは時間を確認する時に何を用いますか?
現代は時間をいつでもどこでも確認できるようになっています。
時計、スマホ、テレビ、パソコン、ラジオ、電話など様々なもので時間を確認することができます。
そんな中でも、昔からあって普遍的な価値を提供する「腕時計」
物によっては資産としての価値もあり、大人の男性の趣味としても有名ですよね。
でもこの腕時計、構造によって用途も価格も全く異なるって知っていましたか?
今回は、
構造別、腕時計の種類について解説したいと思います。
この記事を読んでほしい人
- 時計について学びたい人
- 時計の購入を検討している人
- 大人の男性になりたい人
腕時計の種類は大きく分けて3種類!!
腕時計の種類は大きく分けて3種類です。
3種類!?たったそれだけ?そうなんです。大きく分けると3種類なんです。
この分け方は、「ムーブメント」によって分けられます、
ムーブメントとは、時計の針を動かすための部品や機械などの駆動装置のことをいいます。
そのムーブメントの違いの2種類、そしてソーラー式の3種類分けられます。
大雑把に解説していきますね。
機械式
まずは時計の本家本元、機械式です。歴史としては最も古いです。
機械式とは、ゼンマイと呼ばれる金属パーツを巻き上げることにより、時計の針が動く構造の時計を
機械式時計と呼びます。
この機械式時計は更に2種類「自動巻き」と「手巻き」に分けられます。
自動巻き
腕につけて日常的に使用していることにより、時計内のローターが動くことによりゼンマイが動き、
そして時計の針が動く構造の時計を「自動巻き」といいます。
(正確にいえば自動…ではありませんよねw)
自動巻きのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
自動巻きの時計が多いため、選択肢が多い | 構造上分厚くなりやすい |
使用している限りは時計が動く | 磁気に弱い(対磁モデルあり) |
手巻きに比べて精度が高い | 購入価格が高い |
電池交換の必要がない | メンテナンス(オーバーホール)費用が高い |
機械のロマンがある | 使用していない(外して一定期間すぎる)と止まる |
手巻き
時計の針を動かすゼンマイを、自動巻きのローターではなく、リューズを使用して手でなく方式の
機械式時計を「手巻き時計」といいます。
伝統的な機械式時計といえば、この手巻き時計を指すことが多いです。
手巻きのメリットデメリット
メリット | デメリット |
自動巻きに比べ構造がシンプルで薄い | 自動巻きやクォーツに比べ数が少ない |
メンテナンスコストが比較的安い | 毎日手巻きをしなくてはならない |
クォーツ式
電池を動力源に、水晶(クォーツ)の規則的に振動する性質を利用して時計を
動かす方式をクォーツ式と呼びます。
1969年に、セイコーが発売したクォーツ時計「アストロン」は
世界に「クォーツショック」を引き起こしました。
クォーツ式のメリットデメリット
メリット | デメリット |
購入価格が比較的安い | 電池交換が必要 |
精度が高い | 機械式好きには物足りない |
時計自体の厚みが抑えられる |
ソーラー電池式(光発電式)
機械式でもなく、電池でもない、光エネルギーを動力源とするものを
ソーラー電池式(光発電式)といいます。
ソーラー式のメリットデメリット
メリット | デメリット |
微弱な光でも発電する | 種類が少ない |
エコロジー | 光にあてていないと止まる |
人気のムーブメント
時計玄人に人気なムーブメントは、やはり「機械式」です。
時計全体的にそうですが、構造が複雑で職人の腕が光る一品は「機械式時計」に多く、
高級腕時計のほとんどがこの機械式時計ですね。
あなたに合うムーブメントは?
機械式腕時計 自動巻き
- 時計の歴史が好きな人
- 機械が好きな人
- 時計の構造に興味のある人
- 毎日時計をつける週間のある人
このような人には機械式腕時計の自動巻きがオススメです。
機械式腕時計 手巻き
- 時計の歴史を感じたい人
- 毎日ゼンマイを回す事による喜びを感じたい人
このような人は、機械式腕時計の手巻きはいかがでしょうか。
クォーツ時計
- かっこいい時計をできるだけ安く購入したい人
- めんどくさがりな人
- 腕時計は時々しかしない人
- 袖の中に入る時計を探している人
クォーツ時計は、自動巻きと同じモデルでも価格が抑えられているのが特徴です。
スーツには基本的に袖の中に隠れる時計が望ましいとされていますので、
クォーツ時計はオススメです。
スーツの種類とTPOに合わせたスーツ選びについてはこちら↓↓↓
ソーラー電池式(光発電式)
- 電池交換も面倒な人
- 海外有名ブランドに興味のない人
- いつでも正確な時間が確認したい人
ソーラー電池式腕時計最大の魅力は管理の楽さです。
ズボラな人や、機械式などへのこだわりのない人にはオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あなたにぴったりの構造(ムーブメント)の腕時計は見つかりましたか?
今後腕時計を選ぶ際にはムーブメントを意識してみるとより楽しく腕時計を
見ることができると思います。
ちなみに私はすべての時計の良さを知り、その場に応じて使い分けることができれば良いと
思っています。
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