皆さん、レザーソール(革底)の革靴は所有していますか?
私は革靴を好きになるまではその存在を知りませんでした。
この世には、アッパー(甲革)と同じく、革でソール(靴底)が作られている革靴が存在します。
今回は、リーガル2235 レザーソール(革底)のお手入れについてその方法や頻度についてご紹介いたします!!
この記事を読んでほしい人
- 革靴初心者
- レザーソールの革靴の購入を検討している方
- レザーソールの手入れ方法を知りたい方
- レザーソールってなにか知らない方
レザーソールについて
はい。そのまま、レザー(革)でできたソール(靴底)です。
もともとはレザーソールの革靴が一般的でした。
その後産業の発展とともにゴムソールが出てきて、今では安価な靴のほとんどはゴムソール、
高級品はレザーソールとなりつつあります。
2万円以下の革靴でレザーソールは見たことがありません。
メリット
- 通気性がよい
- 耐熱性
- 足に馴染みやすい
- 何よりかっこいい!!
レザーなので、汗を吸い、通気性が良いのが最大の特徴です。
また、アスファルトが高温になってもシューズ内の不快さは増しにくく、
ゴムではないので溶ける心配もありません。
レザーソールはもともと絨毯などの上で履くことも想定されていましたので、
絨毯上で履かれるレザーソールの高級感と言ったら半端ないと思います!
デメリット
- ゴム底より減りが早い
- 滑りやすい
- 定期的なメンテナンスが必要
レザーなので、滑りますし、削れます。
水にも弱いので、雨の日や雪の日などに履くのはおすすめできません。
レザーソールを選ぶこと
レザーソールは完全に嗜好品の世界だと思っています。
ハーフラバーなどを貼ると寿命は伸びますが、それではレザーソールの良さがなくなるのでは?
という疑問もあります。
レザーソールの手入れ・メンテナンス
レザーソールといっても、レザーですので基本的な工程はアッパーの手入れと変わりません。
アッパーのお手入れはこちら↓↓↓
ブラッシング
まずはブラッシングです。基本中の基本ですね。
通常は馬毛ブラシを使用しますが、私はアッパー用の馬毛ブラシしか所有していませんので、
豚毛ブラシで汚れ落としをします。
見えないチリやホコリ、小石などをこの段階できれいに落とします。
汚れ落とし
ソールも汚れがつきます。アッパーより多くつきます。
汚れ落としはアッパーと同じもので構いません。
汚れ落としが終わった状態がこちら
潤い補給
ソールに栄養と潤いを補給します。アッパーで言うクリームですね。
レザーソールには、レザーソール専用のコンディショナーがあります。
レザーソールコンディショナーをソール全体にまんべんなく塗布します。
今回はペネトレイトブラシを使用しました。
塗布後がこちら
毛羽たちを寝かせる
コンディショナーで潤いと栄養を補給したら、
最後にソールの毛羽たちを寝かせて馴染ませていきます。
通常では、専用のスティックを使用しますが、
私は持っていないので家にあるもので代用します。
今回はボールペンを使用します。
ペンに布を巻いて、傷がつかないように寝かせて刷り込みます。
最初はオイリーな感じですが、徐々にマットな感触に変わってきます。
完成!!
う〜ん。きれいになりましたね。
ビフォーアフターです。
コンディショナー塗布直後というのもありますが、潤っていますよね。
ソール角の毛羽立ちもなくなっています。
お手入れの頻度
履く頻度やタイミング(雨の日に履かない、水に濡らさないなど)にもよりますが、
アッパーと異なり、半年に1回程度で十分と言われています。
あとは、定期的に状態を確認して感想している感じが強い場合は
お手入れするとよいかもしれませんね。
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