スコッチグレインレザーは、通常のレザー(スムースレザー)に型押しを施し、
防水性や耐久性を上げているシボが特徴のレザーです。スムースレザーより若干硬い印象を受けます。
その特徴的なスコッチグレインレザーを使用したリーガル2235は、
デビューから50年弱というロングヒット商品です。
リーガルといえば、2235と言えるほどの商品です。
50代くらいのお父様方には憧れの革靴だったと聞いています。
先週スコッチグレインレザーのリーガルJJ17ALブラックローファーに
鏡面磨きのリベンジを果たしました。
再現性を保つため、今回は、
スコッチグレインレザーのリーガル2235レザーソールモデルに鏡面磨きを実施していきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- スコッチグレインレザーへの鏡面磨きをやってみたい人
- スコッチグレインレザーへ鏡面磨き方法を知りたい人
- リーガル2235の表情変化を楽しみたい人
使用する道具の確認
初回、リーガルJJ17ALローファースコッチグレインレザーへ使用したワックスは、
- ブートブラック ハイシャインベース
- KIWI パレードグロス
前回使用した道具は、
- ダイソーシューポリッシュ(ワックス)
- KIWIのパレードグロス
今回は、前回の施工方法と同じやり方にし、1回目と同じ道具の組み合わせで鏡面磨きを
していきたいと思います。
現状の2235
現状の2235はこんな感じです。昨年1月に購入して一年レビューを先日行いました。
コバは結構傷ついたり、ザラ付きが出てきています。色も部分的に抜けています。
ケア手順
よくよく考えてみると、リーガル2235はアッパーのメンテナンスをほとんどしていない気がします。
前回レザーソールのお手入れはしましたので、今回は
コバのケア→アッパーメンテ→鏡面磨き
という順番で行きたいと思います。
コバのケア方法はこちら↓↓↓
靴磨きの方法はこちら↓↓↓
鏡面磨きの方法はこちら↓↓↓
下準備完了
コバのケア、靴磨きが完了しました。
次に鏡面磨きをしていきます。
鏡面磨き
ベースの作成
前回と同じように、ベースとなるワックスを強めに何度もこすりつけていきます。
ポイントとしては滑りが悪くなってから摩擦熱を感じるくらいまでゴシゴシして
ワックスで毛穴とシボを埋めていくイメージで行います。
ベース完了後の画像がこちら↓↓↓
ブローグシューズはブローグ(穴飾り)部分にワックスが入っていってしまうのが難点ですね。
下の画像のように丁寧に爪楊枝でワックスを取り除きます。
完了です。
磨き上げ
磨き上げは通常通りです。
KIWIパレードグロスで仕上げていきます。
完成した画像がこちら↓↓↓
いかがでしょうか。
前回のリーガルJJ17ALローファーより、ワックスを乗せる部分が多いのでやりやすかったと思います。
グレインレザーの特徴の凸凹がまだ残っているのでこのくらいの輝きですが、最初に比べれば
格段に上達していると思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
強くベースを塗り込む方法、結構うまくいくと思います。
ある程度の再現性も取れると思いますので、やってみてくださいね。
コメント