2022年の5月にジャランスリワヤの大人気ローファー 98589をフリマサイトで購入してちょうど1年が経過しました。
購入記事では、タイトフィッティングなどと小洒落た表現をしていましたが、実はめちゃめちゃきつかった。
その問題児ジャランスリワヤ98589とこの1年間をどのように過ごしてきたのか、1年経過してどのような変化となったのか記事にしていきたいと思います。
この記事を読んでほしい人
- ジャランスリワヤ98589の購入を考えている人
- ローファーの購入を検討している人
- ジャストサイズでローファーを履きたい人
- ジャランスリワヤの評判が気になる人
モデル:98589 おさらい
まずはモデルのおさらいをしていきます。
全体像
全体はこんな感じです。
そうです。典型的なフレンチローファーですね。
J.M.WESTONの「シグニチャーローファー180」に形がめちゃめちゃ似ていると思っています。
値段も違うので、品質も全く別物だと思いますが。。。w
製法、アッパー、ソール
ジャランスリワヤといえばハンドソーン製法と思っている方も多いと思いますが、こちらの98589はグッドイヤーウェルト製法です。
アッパーはフランスデュプイ社のカーフを使用しています。
ソールはレザーソールとダイナイトソールの2パターンを選べます。
上はレザーソールモデル、下はダイナイトソールモデルです。
どのようなシーンで履くことを想定しているのかで選べるのは嬉しいですね。
ちなみに私が購入したのはレザーソールモデルでした。
1年の経年変化
購入からの着用頻度
昨年、2022年5月に購入してからというもの、きつすぎて2022年の間は2回くらいしか履いていません!!w
履き始めたのは今年2023年に入ってからです。
2023年3月から晴れている週末はほぼ毎週1回は履いていたと思うので、約10回程度は履いたと思います。
アッパー
【購入当初】
【現在】
どうでしょうか。若干色褪せた感じはあるかもしれません。
というのも、ネイビー系のクリームは持っていないため、ニュートラルクリームでしかメンテナンスをしていません。
そろそろ購入しないとと考えているところです。
できればクレムがよいですが、やや高額なのでブートブラックかブートブラックのシルバーラインなんかが良いかもしれません。モウブレイも候補に上がりますかね。。。
コスパ重視ならやはりブートブラックのシルバーラインでしょうか。。。
逆にインソールはいい感じに色が濃くなってき始めた気がします。
クレム1925 ネイビーブルー↓↓↓
ブートブラック ネイビーブルー↓↓↓
ブートブラック シルバーライン ネイビーブルー↓↓↓
モウブレイ シュークリームジャー ライトネイビー↓↓↓
履き皺もそこそこ入りましたが、やはりデュプイ社のカーフ。
肌目が細かくて他の国産カーフ等よりは深いシワが入りにくい気がします。
【購入当初】
【現在】
右のアッパーが汚れているのは気にしないでくださいw
ちなみにこちらが国産カーフの革靴(スコッチグレイン)
シワの肌目が大きいのが比較するとよく分かると思います。
ソール
先にも書きましたが、私が購入したのはレザーソールモデルです。
某フリマアプリで購入した中古品ですので、若干のスレがありましたがとてもきれいな状態でした。
【購入当初】
【現在】
まぁいい感じに履き込まれてきた感がありますよね。
ベージュの色が全体的に白っぽくなってきています。
これは、履き込むことによりレザーソールが削れて来ているためです。
そろそろソールの手入れ時期でしょうか。
ソールの手入れは以下の手順で行っています。
この1年間の慣らし方
先にも書きましたが、購入した2022年のうちは2回程度しか履かず、本格的に履き始めたのは2023年になってからです。
まぁきつくて履けなかったのですが、その間はひたすら伸ばしていました。
私がとったアッパーの伸ばし方を紹介します。
①大きめのシューキーパーを入れて保管する
はい。
題のとおり、少し大き目のシューキーパーをギチギチに入れて、少しずつ内側から圧力をかけて伸ばしていく方法です。
実際に革靴のサイズがポイントできつかったりする場合には専用の商品があったりします。
私は上記の商品ではなく、通常のシューキーパーを使用しました。
使用した商品はこちら↓↓↓
こちらの商品のMサイズを入れていました。
相当ギチギチです。ダブルスプリング式ですが、スプリングは完全に閉じきってしまう状態です。
②1〜2ヶ月に1回程度、デリケートクリームを塗る
①の大きめシューキーパーを入れつつ、1〜2ヶ月に1回程度、気が向いたときにデリケートクリームを塗ってアッパーに栄養を与え、かつ柔らかくするようにしました。
使用していたデリケートクリームはこちら↓↓↓
塗ったらシューキーパー、塗ったらシューキーパーの繰り返しを約1年です。
そうするとあら不思議、足が屈折するたびに激痛だったジャランスリワヤ98589ローファーはいい感じになっていたんです。
失敗点
失敗点としては、私の左右の足のサイズが異なり、右足がかなりきつかったのですが、左右同時に同じ方法で伸ばしてしまったことです。
私の足のサイズは以下のとおり↓↓↓
長さも幅も高さも全て右足のほうが大きいんです。
特に98589は甲がきつく感じていましたので、先に述べた伸ばす方法はとても有効だったのですが、
左足は当初からそんなに違和感はなかったので、1年間の伸ばす期間の間に試し履きをもっとすればよかったと思っています。
半年くらいで左足はよかったのかもしれません。
今では若干ですが、左足は歩行時に踵が浮く感じがしてしまいますが、許容範囲と思っています。
まとめ
いかがでしょうか。
アッパーについてはいい感じになってきていると思います。
ソールはやはりレザーソールなので、定期的なメンテナンスは欠かせませんね。
ほとんど履かずに過ごしてきたローファーですが、ジャストフィットにするととても履きやすくて良い靴だと思います。
特にこの98589レザーソールモデルは足に馴染みやすいモデルではないでしょうか。
オススメの一品です。
ちなみに、いつも98589などのローファーを履く時は素足に見えるソックス、薄手のフットカバーを着用しています。
素足で履くには抵抗があるけど、素足感が欲しい方は必見です!!
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