先週の記事、靴ずれ解消!?ドクターマーチン8ホールが柔らかくなるか検証!!では、
ネット上に上がっているドクターマーチンを柔らかくする方法で、どれが一番有効か
検証してみました。そして、今週はその後に行った禁じ手についてご紹介したいと思います。
今回は、
ドクターマーチン8ホールと一緒にお風呂に入り、湯もみして柔らかくなるのか検証してみました。
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この記事を読んでほしい人
- ドクターマーチンの靴ずれに悩んでいる人
- 何が何でもドクターマーチンを早く履き慣らしたい人
- ドクターマーチンを痛みなく早く快適に履きたい人
- ドクターマーチンのサイズ選択を間違えた人
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注意点!!あくまでも自己責任でお願いします。
前回のハンマーで叩いて革を柔らかくする方法についてもそうですが、
革を急激に傷める可能性があります。思わぬひび割れが生じることもありますし、
時間の経過とともに革がダメになる可能性もあります。
実施の際はあくまでもそのようなリスクを考慮した上、自己責任のもと行ってくださいね。
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準備物
- 柔らかくしたいドクターマーチン
- 厚手のソックス
- 湯船
今回私は厚手のソックスがなかなか見つからなかったため、野球のソックスを代用しました。w
手順
靴下を履いてマーチンを履く
まず、厚手の靴下を履いて紐をしっかり締めます。
私の足は右足の方が甲が高いため(多分)羽の開き具合が左右で異なります。
この状態でお風呂場まで歩いていくのに激痛に襲われました。w
(最初から風呂場内でやればよかったです)
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温水シャワーをマーチンにかける
お風呂場でシャワーをかけます。
私はまず外でシャワーをかけて表面の汚れなどを落とした後に湯船に入り更にかけました。
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全体にまんべんなくかけます。靴内部にも水が浸透するようにします。
ドクターマーチンのスムースレザーは表面が加工されており、水を弾くようになっているため、
表面からの水分吸収は殆どありません。
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一通りかけ終わりました。
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湯に浸りながら屈伸運動をする。
もう、これでもかっ!!ってくらい屈伸しまくります。
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甲の部分だけでなく、かかと部分の違和感も減らすために足首を伸ばす運動も合わせて行います。
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ここまで行うと先にしめた紐がゆるくなってくるため、サイド締め直し、
お湯がぬるくなってきたので更にお湯を足します。
左足は羽が完全に閉じそうなくらいまで革が一時的に伸びています。
右も先ほどの左足くらいまで閉まるようになりました。
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さらに屈伸運動をする。
お湯が増えたので更に屈伸運動をします。
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屈伸終了
屈伸運動が終わった状態がこちら。
右足の甲のシワは深くなり、左足にはシワが形成されています。
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手もみ
屈伸運動が終わったら靴を脱いで硬い部分や気になる部分を更に手もみします。
私は右足の甲がきついのと、かかとの芯材周辺に靴ずれを起こしそうな
違和感があったためその部分を重点的に手もみします。
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再度履いて屈曲運動
手もみをしたあとは再度靴を履いて屈曲運動を行い、自分の足の形に合わせていきます。
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乾燥
一通りの工程が完了したら、日陰干しします。
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少し乾いてきたら、靴の内側にオイルを塗り込み、更に日陰でゆっくり乾燥させます。
この時、急いで乾燥させると革は縮むので、焦らずゆっくり乾燥させましょう。
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完成!!
日陰干し期間は1週間です。
見た目とても固そうですね。失敗かなぁと焦りました。
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ですが、シューレースを2ホール分通してしっかりと締めると違いが顕著にわかりました。
明らかにアッパーが伸びている。分かりづらいかもしれませんが、右の羽が先週より閉じています。
タンも柔らかくなり、歩いてみると違和感なく、非常に歩きやすいです。
右足には若干サイズが小さいので、甲の圧迫感と小指の圧迫感はまだありますが、
先週ほどではありません。この現象には根気よく向き合っていくしかないと思いました。
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アッパーは右を特にハンマーで叩いたため、よく伸びているのがわかります。
触ってみると何年も履き込んだような革の柔らかさです。
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バックビューです。
かかと上部にもシワができ、自分の足の形に沿って形成されています。
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サイドビュー。
左右でシワの入り方が違います。
個人的には左足の方がシワの入り方が好きです。
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まとめ:ブーツを早くガシガシ履いて、ダメージを気にしない人にはオススメ。
まとめです。
早く履き慣らしたい。革のダメージはある程度気にしないという人にはとてもオススメの方法です。
前回のドクターマーチン8ホールの記事とまとめると、
革を部分的に柔らかくするのにはハンマーで叩くのがオススメ。
革を自分の足の形状に合わせてフィッティングを上げるのはお風呂に入るのがオススメ。
私の中ではこのような結論に至りました。
あくまでも自己責任でお願いしますね。
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