2022年になり、10日も経過しました。
日本全国寒波にみまわれ、関東地方でも積雪になっているようですね。
冬のお洒落さん御用達といえば「ブーツ」ですが、革でできていることが多いですよね。
革靴は定期的にメンテナンス(お手入れ)していると思いますが、
ブーツも同じく革製品なので、定期的なメンテナンス(お手入れ)が必要です。
ということで、今回は、昨年妻が購入した
コーチ COACH レディースブーツのお手入れをしていきます!!
コーチ COACH について
コーチ COACH はアメリカのブランドで、1941年に家族経営の皮革小物工房として
ニューヨーク・マンハッタンでスタートしました。
社名の頭文字「C」のモノグラム柄のハンドバッグや財布などが有名ですよね。
ブランド名の「コーチ」は、ハンガリーの町「Kocs(コチ)」が由来となっています。
「Kocs(コチ)」:ハンガリーの町で名称の由来
当時としては画期的なサスペンション付きの4輪馬車を世界で初めて製造した事で有名で、
「Kocs(コチ)」というだけで馬車を意味するようになりました。
ここから、ブランドロゴである馬車が引用されています。
コーチ COACH の立ち位置について
よく、コーチはハイブランドか否かという質問があると思いますが、性格にいうと
コーチはハイブランドではありません。
セールも多いですし、アウトレット専用商品も数多くあります。
ハイブランドで有名なHERMESやLOUIS VUITTON、CHANELがセールをしているのを
見たことがありますでしょうか? ないですよね。
最も、価格帯が全く異なりますね。
コーチ COACH といえば、革製品
先にも書いたように、元々革小物工房としてスタートしたコーチですが、
日本では「C」のモノグラムが有名になりすぎて、革製品のイメージがあまりないかもしれません。
しかし、元々革小物工房としてスタートしているので、実はコーチの革製品には定評があります。
メンズではビジネスバッグから財布、名刺入れなどを展開しており、丈夫で長持ちすると好評です。
コーチ COACH のブーツ 購入 モデルg5343 ケイトリンブーティ
今回メンテナンス(お手入れ)するブーツは約1年前、
地元百貨店にあるCOACH SHOPで購入しました。
COACH SHOPは全国72店舗あります。
モデル
g5343というモデルです。ケイトリンブーティで検索すると出てきます。
セメンテッド製法のブーツでアッパーは不明ですが、カーフではなさそうです。
シワの入り具合はキップレザーに似ています。
アウトレット商品の見分け方
コーチ COACHのアウトレット商品とレギュラー品の見分け方は品番です。
アウトレット商品の品番は「F」から始まりますので、ヤフオク!やメルカリなどで購入する場合
参考にしてください。
こちらの商品は品番が「G5343」と「G」から始まるのでレギュラー品ですね。
価格
定価44,000でしたが、購入した際はすでにセール対象品となっており
2万円代で購入しました。
全体像
こんな感じです。
メンテナンス(お手入れ)
メンテナンス(お手入れ)方法は革靴と基本的には同じですが、今回のブーツは
靴クリームを最初に入れていないので、リムーバーを使わずに水拭きにします。
通常のメンテナンス方法はこちら↓↓↓
ブーツにはブーツのシューツリーがありますが、
私は持っていないのでプラスチック製シューキーパーで代用します。
ホコリ落とし ブラッシング
ホコリを馬毛ブラシで落とします。
昨年春から履いていなかったので、流石にホコリをかぶっています。
これをブラッシングしてきれいににしていきます。
きれいになりましたね。
水拭き
通常であればリムーバーという工程ですが、今回は水で濡らしたタオルを固く絞って水拭きをします。
普通のタオルです。
革は栄養と水分が大事なので、革製品は定期的に水拭きをすると良いらしいです。
クリーム
クリームを塗布します。革に栄養とツヤを与える目的です。
今回はブートブラックのシルバーラインを使用します。
通常ラインより安価で、靴量販店などでの取り扱いが多いので
最も入手しやすい靴クリームだと思います。
ブラッシング 乾拭き
塗り終えたら豚毛ブラシでブラッシングしていきます。
強くクリームを押し込むイメージで行います。
ブラッシング後にはタオルで乾拭きをして余分なクリームを落として完成です。
私は仕上げ用のグローブを使用しています。
かなりツヤがますのでおすすめです。
鏡面磨き
今回はコーチCOACHのブーツに鏡面磨きをしていきます。
使用ワックス
今回はクリームと同じく、ブートブラックのハイシャインベースを使用します。
仕上げのワックスはKIWIのパレードグロスを使用します。
磨く場所
鏡面磨きは、芯材(硬い部分)が入っている場所にのみ行います。
それ以外の部分に行うと、せっかくの鏡面が割れて革にダメージを与えてしまいます。
このブーツの場合、芯材は結構少なそうです。
完成!!
いかがでしょうか。
トゥ部分に集中して鏡面磨きを施し、甲に向けてグラデーションにしています。
気になる妻の反応は!?
「おぉ〜。。。」
以上、感情のない無関心な「おぉ〜」でした。w
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