皆さん、楽しい革靴ライフを送っているでしょうか。
革靴を楽しんでいる人の多くは「鏡面磨き」も自分で楽しんでいると思います。
SNSではすこくピカピカにしている人たちをみて、初心者の私はすごいなぁ〜と見ながら
日々鏡面磨きの練習をしています。
そんな、革靴初心者、鏡面磨き初心者の私でも裏技を使ってきれいに鏡面磨きができるのか?
今回は、
ドライヤーを使って鏡面磨きをしてみた!!
この記事を読んでほしい人
- 革靴初心者
- 鏡面磨きに興味のある人
- これから鏡面磨きを始めたい人
- 鏡面磨きをしているが、なかなかうまく行かな人
- 鏡面磨きをもっと上達させたい人
鏡面磨きとは・・・
鏡面磨きとはハイシャインとも呼ばれる
革靴の芯材(硬い素材)の入った部分にワックスを何層にも塗り重ね、
言葉の通り鏡の面のように反射するくらいピカピカに仕上げることを
「鏡面磨き」=「ハイシャイン」といいます。
ドレッシーなイメージが強く、結婚式やパーティなどでゴージャス感を出すには最適です。
近年では革靴好きの人はビジネスの場でも鏡面磨きを施した靴を履いているのを目にします。
なぜ光るのか。
鏡面磨きに使用されるワックスの主成分は「ロウ」です。
「ロウ」は磨くことにより光を反射します。
革の表面には毛穴や目には見えないデコボコがあります。
このデコボコをワックスで埋めて表面を平らにすることにより、光を反射するようになります。
工程の確認
靴磨き
まずは基本の靴磨きです。
靴磨きの流れは下記の通り
- ブラッシング(馬毛ブラシ)
- 汚れ落とし(リムーバー+水拭き)
- クリーム塗布
- ブラッシング(豚毛)
- 乾拭き(仕上げ)
詳細はこちらをご参照ください↓↓↓
鏡面磨き
施行場所
芯材の入っている部分にのみ施します。
芯材の入っていない場所に鏡面磨きを施すと鏡面が割れたり、革の痛む原因になりますので注意しましょう。
画像は昨日磨いたコーチのレディースブーツです。
方法
基本的な方法についてはこちらをご参照ください↓↓↓
今回の鏡面磨き
靴
今回使用する革靴は、
スコッチグレイン NL4130 です。
昨年末に購入し、まだ3回しか履いていません。
プレメンテのみ行った状態で、
まだ無色のデリケートクリームしか入れていませんし、
まずは革の質感を楽しむために
一度も鏡面磨きを施していない状態です。
ワックス
今回使用するワックスはいつもと同じ、
ブートブラックのハイシャインベースとkiwi パレードグロスを使用します。
今回の裏技:ドライヤー
はい。
今回はワックスの鏡面を作るための下地、ベースを何層も作る段階でドライヤーを使用します。
ワックスを塗る
↓
ドライヤーで乾燥
↓
ワックスを塗る
これの繰り返しをおこないます。
ワックスは10回塗っていきます。
途中3~4層目(回目)まではいつもと同じ感じでしたが、
それ以降から急にワックスを塗っている感触が変わり始めました。
今までよりワックスの滑りがよく、しっかりとワックス層ができているのが
指で塗って感じることができました。
注意点
ドライヤーは必ず「冷風」にします。
革は乾燥に弱いです。
鏡面磨きは少なからず革へのダメージがありますので、
「温風」で乾かしてダメージをさらに
蓄積させないようにする必要があります。
磨き上げ
1回目です。光る片鱗がすでに見えますね。
2回目です。光り始めましたね。
3回目です。確定です。
結果は?めっちゃきれいな鏡面になった!!
いかがでしょうか。全部で5回ワックスを付けて磨き、最後に水で仕上げました。
初めて鏡面磨きを施した革靴でも結構きれいな鏡面になりましたねぇ〜。
私の鏡面磨きしてきた中で過去一番のできです!!
やはり下地(ベース)の乾燥は重要ということですね!!
ドライヤーを使用する方法はあくまでも自己責任でお願いします!!
撮影したiPhoneもも靴に写り込んでいます。
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